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オプショントレードのお誘い 3 (優位性) [相場観]

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オプショントレードの優位性について書きます。

トレードをおやりになる人たちはすでにご存じかと思いますが、
何らかの優位性がない限り、それはトレードではなくギャンブルです。

ギャンブルの醍醐味を否定するつもりはありません。
生活が破綻しない範囲の金額で行っているなら、娯楽として
悪いものではありません。
その個人の趣味です。

しかし、トレードとギャンブルを混同してはいけません。
トレードには優位性が伴っている必要があります。



ヒストリカルボラティリティをHV、インプライドボラティリティをIVと
します。

優位性を一言で言うならば、IV > HV です。

これだけではよくわからないですよね。
説明を加えます。

IVは、実際に取引されているオプション価格(実勢価格)から逆算で
求めたボラティリティです。

HVは、過去データにおけるボラティリティです。

まだ、「?」ですよね。笑



例を挙げます。
本日8月1日大引け後のオプション価格から、IVを計算します。
求められた数値をAとします。

1年後に本日2017年8月1日のHVを求めたとき、その数値を
Bとします。

このとき、A > B なのです。

これはいったい何を意味しているか?

Aのときのオプション価格は、Bのときのオプション価格よりも
高いということです。


※補足-----------------------
一般的にボラティリティーが上昇すると、コール、プットともに
オプション価格は上がります。

理由は、オプションの買い方の立場から考えるとわかりやすいと思います。
ボラティリティーが上昇するということは、つまり将来の株価変動率の
期待値が大きいということです。

オプションの買い方は損失が限定される一方で、株価の上昇または下落に
よって利益が大きくなる可能性が高まります。

したがって、オプションの買い方からみたオプションの魅力が増し、
価格が上がるのです。
--------------------------

本日みんなが適正だと思っているボラティリティを1年後に振り返ってみると、
実は過大に考えすぎていたということなのです。

言い換えるならば、

本日2017年8月1日に、市場の誰もが適正だと思って取引したオプション価格を
1年後に振り返ってみたところ、実は割高であったということなのです!

割高であるならば、価格は修正される。
つまり、割高ならば、売ればいい。

もちろん、こんなに簡単に結論づけることは不可能です。
A > B がおおむね成立しているといっても、日経平均オプションが取引される
ようになってせいぜい30年の実績です。

リーマンショックは100年に一度の危機といわれていましたが、どうやら
そこまで希有な危機ではなかったようです。

本当に100年に一度の危機が起こった場合にもこの関係が当てはまるかどうかは
誰にもわかりません。

だいたいが、このような極値・テールイベントに、BSモデルのような単純な
モデルをあてはめようというのが無謀です。

もちろん、標準偏差を使う統計処理にも同様です。

ですから、単純な結論に結びつけるには慎重になる必要はありますが、
そうした事情を割り引いたとしても、

・証拠金を十分に用意する
・資金管理を保守的に行う
・買いと売りを適切に組み合わせる

という条件を守ってオプションを売り続ければ、勝てる可能性は
存在しうる、ということを示していると考えられます。

これがオプショントレードにおける優位性であると、わたしは考えています。



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