So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン
学習方法 ブログトップ
前の1件 | -

勝っている人の履歴を分析する価値 [学習方法]

スポンサードリンク




継続的にトータルで勝っている人(上級者)のトレード履歴を一つ一つ丹念に
分析していくと、実に大きな収穫がある。
(オプションの裁量トレードを題材とする。)

1.手法の具体化
まず、その手法はどのように具体化されるのかが明確になる。
実際の場面でどのように機能しているのかが、よく分かる。
概念として理解しているだけでは、使い物にならないのだ。

例えば、サポートラインを下抜けたときに、どのように対応したのかを
調べたとする。

履歴から多くの事例を集めて分類していくと、下抜けに対してどのように
対応していったのかが分かる。

これは、本当にすごいことなのである。

つまり、基本的にはこれからも同じような対応策でやっていけるのである。

2.自分でリスクを取る覚悟

しかし、同時に、似たような相場状況でありながら、必ずしも同一の
対応策ではないことも発見する。

ある場合には、抜けると同時に先物の逆指し値売りをするし、別の場合には
しっかりと抜けたのを確認してからCall売りを決済して、その利益で
Put売りのポジションを減らす。あるいはこれらを同時に実施する・・・・・・

通常、トレードでは、同じ手順を繰り返すのが適切である。
しかし、変化し続けるのが相場の本質だから、過去と同じ状況というものは
原理的に存在しない。

サポートを下抜けた後、続落していくのか、もみあうのか、あるいは
急転反騰するのか。

どれかになるはずですが、どれになるのかは不明である。
しかし、何らかの対応策を取らなければならない。

全部を満たすことなど不可能だから、どれかに重みを置いた処置を
することになる。
利益を目指すというのは、どこかしかにリスクを覚悟するしかないのだ。

つまり、下抜けに対して定式化した単一の対応策はないということである。


なぜ他の対応策ではなく、それを選んだのか。
これって、決してわかりやすく他人には説明できないものだ・・・・・・
履歴はそれを語っている。

簡単に説明しきれないというのは、言い換えると決まり切った機械的な
手順では対応しきれないということである。

実際にやってみるとわかるけれど、機械的な手順で対応していったとき、
きわめて順調に利益を上げ続けられる時期と、まったくうまくいかなくなる
時期が不連続的にやってくる。

ある原理に基づいた機械的対応は、人間の心にたいへんな負担をかける。
少なくとも、わたしには耐えられなかった。
なぜならば、その対応はあくまでも過去においては機能していたかもしれないが、
現在も機能し続けているかどうか、何の保証もないのだ。


自分の裁量判断にしても別に負担が軽くなるわけではないので、その意味では
テクニカル指標に基づいた機械的な対応と変わるものではない。
結局、己の意思でリスクを取るしかない。
わたしは裁量判断を取る。その方が腹が決まるからである。
これは個人によって意見がわかれるところだと思う。


いずれにしろ、この覚悟が具体的に体感できるのは、履歴の分析のほかにない。


3.シナリオの準備

言ってみれば、方向性という点では、相場は、上昇か下落か、もみ合いの
3つしか存在しない。

そして、トレーダーの行動としては、売るか買うか見送るかの3つしか
行動の選択肢はない。

オプションの場合、単純な片張りトレードとは異なりもう少し柔軟性が
あるが、そうはいってもこれらの組み合わせであることには変わらない。

リスクを取り、限定された行動の選択肢しかない以上、どうやっても
いつもうまくいくわけではない。
したがって、2で述べたように覚悟が必要なのだ。

しかし、逆に言うと、事前に自分が選択できる行動は準備できるのである。
これはたいへんに重要な事実だ。
単にロスカットの逆指値をいれておくだけでなく、未来の動きにあわせた対応策を
想定できるのだ。

想定できる以上、シナリオ作成は可能であり、必ずやっておくべき作業である。
そんなに難しい作業ではない。やっていない人はやり方を知らないからだろう。
わたしもそうだったから、その気持ちはよくわかる。
どうしてよいのかわからないのだ。

「こう動いたり、ああ動いたりしたときには、このようにして利益に結び付ける。
しかし、こんな動きをしてしまったときには、甘んじて負けを受け入れる。
ただし、致命的な負けにしないために、このような対策を施す。」

これもまた、トレード履歴から具体的行動として導き出せるのだ。
なぜならば、履歴として実現している行動は事前に想定したシナリオに沿った
ものだからである。
あまたの履歴を分析・整理すれば、おのずとその人が事前に想定したシナリオがいくつも
浮かび上がってくる。
それらをまとめればよいのだ。


以上、履歴分析の意義について述べたが、誰かに師事できる人は別として
そうでない人にとっては唯一勝てるようになる方法だと確信している。



スポンサードリンク



nice!(3) 
共通テーマ:マネー
前の1件 | - 学習方法 ブログトップ